身体の歪みの原因と改善

文責:院長 柔道整復師 市原 睦夫

最終更新日:2023年10月10日

1 身体の歪みの原因

 身体が歪む原因は、日常生活におけるさまざまな動作や癖などが関係しています。

 主な原因として「悪い姿勢」「筋力の低下・不足」「出産」が挙げられます。

 

⑴ 悪い姿勢

 ・座った時に足を組んでしまう

 ・立っている時に左右どちらかの足に重心を置いてしまう

 ・猫背

 悪い姿勢を続けると、徐々に身体が歪んでいき、歪んだ状態から戻らなくなってしまうおそれがあります。

 

⑵ 筋力の低下・不足

 骨を支える筋力が低下すると、良いバランスを保つことが難しくなってしまいます。

 そのような状態で悪い姿勢を取ってしまうと、身体の一方に負荷がかかり、歪みにつながってしまいます。

 

⑶ 出産

 出産の際に骨盤が開いた状態になります。

 出産後、開いた状態の骨盤が元の状態に戻らず、骨盤の歪みになってしまう場合があります。

2 歪みを放っておくことのリスク

 身体の歪みを放っておくと、肩こり、腰痛などの身体の痛みを引き起こす要因になるおそれがあります。

 他にも、頭痛、冷え、むくみ、自律神経の不調など、身体の様々な不調を生じさせるリスクがあります。

 身体の歪みが気になる方や、これらの不調を抱えている方は、接骨院にご相談ください。

3 身体の歪みを改善するためには

 歪んでしまった骨格を、元の位置に戻すことが必要です。

 緊張して硬くなっている筋肉をほぐして良い状態に整えることで、身体の歪みを徐々に調整していきます。

 手技で直接筋肉をゆるめたり、電気機器を用いて刺激を与えたりすることで、筋肉の緊張緩和を図ります。

 むやみに強い力で施術を行えばよいというわけではなく、歪みの原因となっているものを取り除く施術を行っていくことが大切です。

4 身体の歪みを予防する

 施術で身体の歪みを改善したとしても、普段から身体の歪みにつながる行動をしてしまっていると、また歪みが再発してしまいます。

 悪い姿勢をとらないこと、適度な運動やストレッチを行い、筋力低下を防ぐことが大切です。

 足を組むことや片足重心で立つこと、猫背といった悪い姿勢は、癖になっているという方が少なくありません。

 無意識に行っている癖は、気を抜くとついやってしまいがちですのでご注意ください。

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